妊娠中はひどいつわりに悩まされ、出産する時は陣痛に苦しまされ、ようやく痛みや苦しみから解放されると思いきや、出産後しばらくはおっぱいトラブルに悩まされました。
私の場合、陣痛よりおっぱいトラブルの方がきつかったです。(笑)
もちろん、おっぱいに何事もなく順調に授乳できる人もたくさんいます♩
では、乳腺炎やおっぱいトラブルの原因はなんなのでしょうか?
乳腺炎の原因
出産後の入院中、おっぱいを開通させるためのおっぱいマッサージを看護婦さんにしてもらう産院がほとんどかと思います。
このマッサージが本当に痛いんですよね。涙出ます、叫びます。(笑)
後でも書きますけど、この無理やり感たっぷりの激痛マッサージはとてもおっぱいに悪いです。
母親なら誰もが通る道!耐えなければ!と思うのですが、下手な人がやると乳腺を痛める可能性が大きいみたいです。
できれば、おっぱいのためにも激痛マッサージは避けていただきたいくらいです。
私は退院してから何度もおっぱいが詰まり、助産院へ駆け込んでいました。
おっぱいが詰まると、四角く岩のようにカチコチになります。
んもーーーーう、それはそれは痛くて痛くて服がちょっと触れるだけでも痛いくらいです。
おっぱいの詰まりを治そうと頑張って赤ちゃんに吸わせてみるものの、カチコチすぎて母乳も出てきません。
母乳の分泌は夜から活発になってくるので、いつも夜から急激に硬くなり始め、夜中にはカチコチになっていました。
お腹が空いた赤ちゃんはギャン泣き、さらに激痛により一睡もできない状態での夜中から助産院が開くまでの時間は、本当に地獄のようでした。(笑)
おっぱいが詰まる原因はいくつか考えられます。
■乳腺が細い
■母乳の分泌が多い
■赤ちゃんの飲み残しが多い
■左右のおっぱいを均等に吸わせていない
■母乳の詰まりやすい食事の摂りすぎ
などです。
乳腺炎の予防法
私の場合、乳腺が細い上に母乳の分泌がとても多かったので詰まりやすいみたいです。
さらには、同じ向きばかりで授乳していたので、飲み残しが多かったみたいです。
新生児の頃は特に、吸う力も弱く口も小さかったので、おっぱいの奥の方の母乳は飲めなかったみたいです。
少しでもおっぱいを詰まりにくくするために、
横抱き、縦抱き、フットボール抱きをローテーションして授乳してください。
授乳前におっぱいを触って、硬いところが赤ちゃんの上顎(下顎)にくるようくわえさせてください。
乳首を赤ちゃんの上唇にトントンと当てると口を開くので、なるべく大きな口を開かせて奥までくわえさせてください。
こうすることで、奥の方の母乳も吸って飲み残しが少なくなりますよ♩
また、硬いところを指圧しながら授乳すると、そこから母乳が出てくれますよ。
この際、強く押しすぎると乳腺を痛めるので気をつけてくださいね。
そして、左右のおっぱいを均等に吸わせてあげてください。
新生児の頃は特にすぐ吸うのに疲れて寝ちゃいます。
寝ちゃう前に、片方3分〜吸わせたらすぐもう片方のおっぱいを吸わせると、両方飲ませてあげることができますよ♩
「ふぅ〜」っと赤ちゃんが息継ぎした瞬間に乳首から離してあげればすぐ外れます!(笑)
お腹いっぱいになってしまうと、乳首から離してもう片方をくわえさせようとしたら口を真一文字にして開いてくれなくなってしまうので、お腹いっぱいになる前のタイミングを見計らってくださいね♩
乳製品やお餅は母乳の分泌をよくするため、食べ過ぎるとおっぱいが詰まりやすいと言われています。
全く食べないのはストレスにつながりますし、食べ過ぎなければ何でも食べて大丈夫と助産師さんは言っていました。
乳製品やお餅の過剰摂取は避け、気分転換程度に食べるようにしましょう♩
助産師さんによると、赤ちゃんが乳首をくわえるとホルモンが分泌されて、母乳が出てくるみたいです。
なので、搾乳機だとあまりホルモンが分泌されず、母乳の出が悪くなることがあるみたいです。
乳腺炎になった時の応急処置
私の経験上、おっぱいが詰まり始めたら、急激にカチコチになってきます!
どうにもならなくなる前に、できるだけ赤ちゃんに吸わせてみてください。
おっぱいが詰まっても頑張って赤ちゃんに吸わせていたら、詰まりがとれる場合もあります。
詰まりを治すには、赤ちゃんに吸わせるのが1番です。
それでもダメな場合、カチコチになって赤くなったところを冷えピタやタオルやガーゼに包んだ保冷剤で冷やしてあげてください。
キャベツをちぎって患部に貼るキャベツ湿布も助産師さんから教えてもらったおすすめの冷やし方です。
キャベツが熱を吸い取ってくれて、ひんやりと気持ちよいですよ♩
乳腺炎になったら絶対してはいけないこと!
乳腺炎になると、患部が赤くなったり、詰まりを熱で溶かそうと体が働き一気に40度ほどの高熱が出たり、悪寒が始まります。
まるでインフルエンザのような症状です。
このようにおっぱいが炎症を起こしている時に決してしてはいけない注意事項があります。
■お風呂に浸からない
■お風呂の中でマッサージしない
■搾乳機を使わない
■無理に絞り出したりマッサージしない
■下手な人にマッサージしてもらわない
以上のことを絶対にしないでください。
炎症を起こしているときに患部を温めたり、無理に触ると、さらに炎症が悪化する恐れがあります。
先ほども述べたように、患部を冷やしてください!!!
そして、近くに桶谷式マッサージをやっている助産院がないか調べてみてください!!!
桶谷式マッサージって?おっぱいトラブルの救世主★
ところで、桶谷式マッサージってご存知ですか?
おっぱいトラブルに悩むまで、私は知りませんでした。
同じような悩みを持つ友人からおすすめされたマッサージです。
桶谷式マッサージとは、「痛くない・よくでる乳房マッサージ」とうたっているマッサージで、助産師の資格を持ち、さらには桶谷式所定の研修を終了して認定を受けた母子保健の専門家のみが施術できるみたいです。
いわゆるおっぱいマッサージのプロです。
私も何度もお世話になりましたが、本当に痛くないんです。
炎症も何も起きていないにもかかわらず激痛だった、産院のあのおっぱいマッサージはなんだったんだろう。。。と思います本当に!
カチコチになったおっぱいはもう自分ではどうにもできないんです。
でも、マッサージし終わったあとは、痛みも取れ、熱が出ていた場合は熱が下がり、おっぱいがマシュマロみたいにふわふわになるんです!!感動です!!
まさに神業です!!!
あ、ちなみに、私は桶谷式のまわしもんでもなんでもないですよ!(笑)
本当に桶谷式マッサージに何度も救われました。
全国に桶谷式マッサージをやっている助産院があるみたいなので、近くにないか検索してみてくださいね♩
ココから検索できます♩
まとめ
授乳の際は、いろんな向き・角度であげるようにしてください。
もし、おっぱいが硬くなってきたら、まず頑張って赤ちゃんに吸ってもらってください!
そしてどんどんカチコチになってきたときは、患部を冷やしてください。
決して無理に搾乳しないでくださいね。
そして、もしお近くに桶谷式マッサージがあるのならば、一度お電話してみてください。
本当におすすめです!!!
産院の激痛マッサージは炎症をさらに悪化させる可能性がありますので、やられそうになったら断ってください!(笑)
実際、私も桶谷式に行く前に産院に行ったのですが、炎症を起こしたおっぱいを無理やり絞り出されたことがあります。
激痛で涙を流すほどで、無理やり搾乳されて家に帰されました。
少し柔らかくなりましたが、すぐまたカチコチになってきました。
そのあと桶谷式に行くと、どうやらその激痛マッサージが原因でさらに炎症が悪化していたみたいです。
乳腺は本当に敏感です、炎症がひどくなると乳房切開になる場合もあるみたいなので、気をつけてくださいね!!
出産後しばらくはおっぱいトラブルが多いと思います。
私の場合、産後3ヶ月くらい経ってようやくおっぱいが落ち着いてきました。
おっぱいが硬くなってきたときは、あぁ〜また地獄の夜が始まるのか...とトラウマになるほどでしたが(笑)、いつか辛い痛みにも終わりがきます!
赤ちゃんと一緒に頑張って乗り切ってくださいね♩